フォトウエディングが人気を増してきています。
たくさんのゲストを招いての結婚式がやりづらい昨今、結婚記念の写真だけでも残そうとフォトウエディングに注目が集まってきました。
この記事では、
- フォトウエディングって何?
- フォトウエディングはどのくらいの費用がかかる?
- フォトウエディングの失敗談ってどんなこと?
というギモンに答えます。
東京、沖縄など人気のウエディングフォトスポット、すぐ申し込めるフォトウエディングプランもご紹介。
フォトウエディングで結婚式をしておきたいけど、地味で簡素すぎるかも、と不安で迷っているひとは、フォトウエディングの不安点が解消できる内容になっているのでぜひチェックしていってくださいね。
フォトウエディングって?結婚式との違い
フォトウエディングとは、結婚式の代わりに結婚記念の写真撮影を行うことです。
前撮り、別撮りとフォトウエディングで、写真を撮る流れは変わりませんが、前撮り、別撮りは本番の結婚式をやる場合を指します。
つまり前撮りや別撮りは、言い換えれば本番が別にある撮影です。
対してフォトウエディングは撮影日が本番そのもの。
ウエディングドレスや白むくなど、結婚式の衣装を着て、チャペルや好きなロケーションで2人の写真を撮影し、結婚の記念、証にするのがフォトウエディングです。
結婚式とフォトウエディングの違い
結婚式とは、一般的に結婚の誓いをたてる儀式のことを指します。
神前式や教会式、人前式などで親族やゲストに見守られながら結婚の誓いを行いことが挙式=結婚式です。
式のあとの披露宴も含めて結婚式と呼ばれることも多いですね。
フォトウエディングはゲストもおらず、おもに結婚する2人のみ、また披露宴も開かれません。
フォトウエディングのメリット
いわゆる「ナシ婚」の一つですが、フォトウエディングには以下のようなメリットがあります。
フォトウエディングのメリット
- 2人だけで行うことができるので準備期間が短くてすむ
- 結婚式よりはるかに費用が抑えられる
- 家族を含めた少人数も可
- 結婚式や披露宴ができなくても結婚の記念が残せる
- 結婚式をしていなくても年賀状などで報告に使うことができる
特に現在のように多くのゲストを招きづらい状況の時、親族すら集めるのをはばかられる時はフォトウエディングがぴったり。
結婚式は先延ばしにしたとしても、結婚をした年は今この時しかありません。
フォトウエディングで結婚の記念写真をとっておけば、年賀状やLINEなどに写真を添付して結婚報告をすることができます。
フォトウエディングは本当の結婚式会場利用することができますし、
- 撮影用にシンプルな式を挙げることができるプラン
- 家族を含めて撮影できるプラン
- 撮影の後に会食がつくプラン
など、より結婚式のような体裁をとれる式場もでてきています。
「家族婚」や「少人数ウェディング」「フォト婚」とも名がついていることも少なくありません。
一般的な結婚式だと
- 結婚式の会場決めは式の8ヶ月前ほど前
- 3ヶ月〜4ヶ月前から忙しくなる
- 招待状や招待客を決める、テーブル装花などタスクが多い
- 2人で情報共有したりゲストのための準備など外部にも気を遣う
という感じです。
その点フォトウエディングだと
- 会場選びから決定まで早くて1ヶ月、長くても3ヶ月
- 決めることは会場と衣装、カット数や必要なデータ
- パッケージプランだとロケーションの手配までお任せ
と2人のことに集中して決めることができます。
外出も少なくてすむので、普通に結婚式をするよりはるかにダンドリが楽チンです。
フォトウエディングのデメリット
平日限定プランが多い
フォトウエディングの特徴として、ホテルや結婚式場が、平日で結婚式の予約がはいらない日にチャペルや神殿、会場内のガーデンを開放して安くプランを用意しているということがあげられます。
結婚式場側としても会場の有効活用となるため、平日プランとしてお得なフォトウェディングプランを用意している会場が増えてきました。
内容は充実していて安いのですが、プランは平日限定という会場も少なくありません。
土日も対応する会場もありますが、追加料金となるケースが多いです。
祝日や土日だと予約がとりづらい、ということがフォトウエディングのデメリットの一つです。
ロケーションフォトは天候に左右される
フォトウエディングで人気なのが、屋外の景色のよいスポットで撮影するロケーション撮影。
青い空や歴史的建築物、豊かなグリーンを背景にウエディングドレスとタキシードで写真を撮るのは、ロケーションで撮影フォトウエディングをする醍醐味ともいえます。
その反面、天候に左右されてしまうのがデメリットです。
4月や5月の新緑が美しい季節や紅葉が美しい秋は、ウエディング人気シーズンなので人気の式場ほど予約が多く、別日の撮影ということができません。
本番の結婚式がない分、フォトウエディングの日に雨が降ってしまったり曇りだったりすると、理想通りの写真を撮ることができなくなってしまいます。
スタジオ撮影や、装飾の美しい式場やホテルのオプションとしてロケーション撮影を組み込めば、写真が撮れないということはありません。
ですが海や風景を背景にしたロケーション撮影でウエディングフォトを撮りたい場合は、天候に左右されるというデメリットがあることを知っておいてくださいね。
周囲からの祝福を実感しづらい
フォトウエディングは2人だけ、あるいは両親のみといった少人数で行うウエディングイベントです。
結婚式で、友人や職場の同僚など多くのゲストに囲まれて「おめでとう!」といってもらうことができません。
お世話になった人を招いて結婚式をしたかった人にとっては、フォトウエディングだと寂しく感じてしまう可能性が高いです。
結婚式や披露宴を行うことに憧れがある、あきらめられない、という場合は、本当にフォトウエディングだけでいいのかどうか、パートナーとしっかり相談しておきましょう。
後日社会情勢が落ち着いたた改めて結婚式をするのかどうかを含め、パートナーと価値観をすり合わせておかないと後悔するかもしれません。
相場は?フォトウエディングの費用、料金について
- 平均費用
- フォトウエディングに必要なもの
- フォトウエディングの費用を左右する要因
という3ポイントから説明します。
フォトウエディングの平均費用
ゼクシィ結婚トレンド調査2020によると
一般の結婚式の費用
- 362.3万円(挙式・披露宴・ウエディングパーティー込み)
- カップルの自己負担額は154.6万円
一般的な結婚式だとゲストからのご祝儀があるので、自己負担額は全体の約2/3ほど。
それでも平均で150万円は必要です。
フォトウエディングの平均費用(依頼した事業者にはらった費用)
- スナップ撮影の場合 21.8万円(平均購入カット 数450)
- スタジオ撮影の場合 16.4万円(平均購入カット数 148.4)
- ロケーション 撮影の場合 16.8万円(平均購入カット数 202.4)
フォトウエディングの費用のみを集計したデータがないので、別撮りのデータを参照しています。
挙式をしないフォトウエディングは別撮りのみ、と言えるので大差ない数字といえるでしょう。
フォトウエディング の場合、ゲストからのご祝儀はないので「撮影費用(事業者に払った費用)=費用」となり、自己負担額となります。
一般的な結婚式は、平均して見積もり価格より102.7万円ほど高くなってしまうというデータがでており、主な理由が料理のランクアップ。
ゲストを招いているため、必要費用の上がり幅が大きくなってしまいます。
フォトウエディングの場合は2人だけで行うことが多いため、見積もりを100万円も上回ることはありません。
フォトウエディングに必要なもの
結婚式ほどではありませんが、費用として見込んでおくことをおすすめします。
外せない!結婚指輪
フォトウエディング では結婚指輪をつけてウエディングドレスを着ることが欠かせません。
式をあげなくても結婚指輪は必須です。
ウエディングフォトは結婚指輪をして撮影するので、撮影日までに結婚指輪は用意しておきましょう。
結婚指輪は選ぶのにも時間がかかりますし、発注してから納品まで平均で1ヶ月ほどかかります。
結婚指輪を選ぶ楽しさは妥協しないでくださいね。
満足度上がる!撮影用の小物
もし写真に残したいポーズやそれに必要な小物があれば、用意しておく必要があります。
写真撮影スタジオや式場にも小物の用意はあるので、とくにこだわりがなければ準備しなくても大丈夫です。
思い出の品を写真に取り入れたいなど希望があれば準備しておいてくださいね。
コンディションの準備
一般的な結婚式だとウエディングエステに通ったりダイエットしたりと、ベストコンディションにもっていきますよね。
花嫁の93.3%が結婚に際してなんらかの美容ケアをした、と回答しており90%がブライダルエステに行っています。
ブライダルエステにかける平均費用は9.7万円。
平均2.5ヶ月前からブライダルエステを実施している人が多いので、時間と費用を見込んでおいてくださいね。
これすると高くなる!フォトウエディングの費用を左右する要因
フォトウエディングで費用を大きく左右する要因1つ目は衣装。
一般の結婚式で見積もりを上回る要因の2位は衣装なんです。
それはフォトウエディングでも同じで、例えば
- ウエディングドレスとカラードレスを着る
- 洋装と和装をする
と着用する衣装を増やすと費用は高くなります。
2つ目の費用を左右する要因はロケーション撮影。
- 施設利用料が必要なロケーション
- ロケーション場所が増えた場合
こういった場合費用は高くなります。
ロケーションを重視する場合は、プランに含まれている、または希望するロケーションに近い式場を選ぶ様にしてくださいね。
失敗談から知るフォトウエディング注意点
フォトウエディングでの失敗の声を様々なサイトからまとめた結果、以下の様になりました
フォトウエディングの主な失敗の声
- ヘアメイクがダサすぎた
- 着たい衣装がなかった
- 写真の仕上がりがイマイチ
- やっぱり結婚式をしたかった
フォトウエディングが失敗すると、
- 晴れ姿を実際に見せることができなかった祖父母や両親にも自信をもって見せられない
- SNSなどでの結婚報告にも使えない
- もちろん年賀状にも使えない
- むしろ封印することになる
という後悔してもしきれないことになってしまいます。
フォトウエディングに挙式を含めない場合、やっぱり結婚式したかった…と一生残る後悔にもなりかねません。
フォトウエディングで失敗を防ぐ方法は、事前調査です。
費用に含まれているものを確認する
着たい衣装がなかった、という失敗は、費用に含まれるものを把握しておけば防ぐことができます。
- プランの安さだけで決めない
- どんなタイプの衣装がプラン内容なのか確認しておく
- 小物や持ち込み費用も含めて見積もりをもらう
- 衣装を追加した場合の料金も聞いて判断する
ヘアメイクは任せっきりにしない
ヘアメイクは通常の結婚式でも花嫁の満足度に大きく影響するポイント。
衣装選びは念入りにするのに、ヘアメイクについて事前確認が甘くなりがちです。
フォトスポットのプランを問い合わせた時に、
- ヘアメイクの例も見せてもらう
- 希望のヘアスタイルが可能か聞いておく
- メイク用品の持ち込みも可能か聞いておく
ホテルによってはヘアメイクに力をいれているところもあるので、プランを選ぶ時に提携サロンを聞いてみてください。
ウエディングの時のメイクの失敗を防ぐには、
- 自分の普段のメイク用品を持っていく
特にファンデーション、アイカラー、リップは持っていく - おまかせで、とは言わない(眉毛は太くしすぎないで、など譲れないポイントを伝える)
- ヘアスタイルはなんとなくでもイメージしていく
という防止策があるのですが、そもそも持ちこんだメイク用品を参考にしてもらえなければ意味がありません。
フォトウエディングのプランを決める時は、ヘアメイクのこともしっかり確認してくださいね。
また、フォトウエディングのヘアメイクは、写真映え重視でやや濃いめになる傾向にあることも、知っておくと不安が少ないです。
フォトウエディングプランを複数比べる
「ナシ婚」であるフォトウエディングだからこそ、失敗しないためにプランを2つか3つほどみて比べてみることをおすすめします。
フォトウエディングは式場が空いている平日をいかして格安プランで提供しているため、真摯な対応をしない式場を選ぶことは絶対に避けてください。
各ウエディングサービスが提供している式場選びキャンペーンを賢く利用し、最低2社は見積もりをとったりオンライン相談をしたりして比較してください。
お得すぎる!式場見学キャンペーン(2021年5月)
マイナビウエディング
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ハナユメ
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【東京】フォトウエディング おすすめロケーション、スポット
当サイトでは、東京でフォトウエディングができる
- ホテル
- 式場
- チャペル
- ロケーション
- フォトウエディングプラン
を23カ所紹介しています。
期間限定プランや人気沸騰の東京駅でのロケーションフォトが撮れるプランもあるので、今すぐチェックしてください。
【沖縄】フォトウエディング おすすめロケーション、スポット
沖縄でのフォトウエディングは、小旅行をかねて美しい写真が撮れるので人気が増しています。
特に沖縄の海は大人気スポット。
2人だけならリスクも少なくて出かけやすいという理由で、結婚の記念に2人だけで沖縄に出かけてフォトウエディングをする人も増えている様子。
沖縄のフォトウエディング
- すぐ申し込めるパッケージプラン
- 人気ロケーション
- 沖縄の海を背景に写真が撮れるチャペル
計15カ所紹介しています。